日本より海外の方がピルは使われている

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副作用が少なく確実な避妊ができることから人気があるピルですが、日本ではようやく認知されだしてきましたがまだまだ認知度は低いといえます。
一方、海外では避妊といえばピルを想像する方がほとんどでかなり普及も進んでおりポピュラーな避妊方法だと言えます。
その証拠として、ピルの普及率を見るとフランスが41%、ドイツが37%、イギリスが28%、アメリカは16%という数字であるのに対して日本は、わずか1%しか普及していないとされており認知度の低さがわかります。

では何故ここまで海外ではポピュラーで認知度が高いにも関わらず日本では認知度が低いのでしょうか。
まずこの原因として考えられるのは、日本では低用量ピルが認可された年が遅いということ、そしてその間に間違った情報が人々に植え付けられてしまったということがあげられます。
まず許可された年数についてですが、日本の場合、ピルが最初に認可されたアメリカに比べて25年も後になって許可がおりました。
そのため、アメリカでポピュラーになった後も日本では認可が下りていませんでした。そのため、どうしても認識が海外に比べて認知度が劣っているといえるのです。

そして間違った情報に関しては、多くの方が服用すると太るというイメージや性感染症を防ぐための薬という間違った情報を持っているということがあげられます。
また、それ以外にも男性側がピルを服用する女性に対して「セックスが好きな人」「コンドームの着用を嫌がる人」というイメージを抱く人が多く、このようなイメージをもたれないために女性が服用を嫌がる、避けるということが実際に起きています。
そのため、このように正しい知識や情報が普及されなかったために海外に比べて日本では普及が遅れているのが現状です。
本来、低用量ピルはかなり副作用も出にくい優秀な薬ですし、吐き気やめまいはもちろんの事、むくみが発生することもほとんどありません。そのため安全性はかなり高いといえます。

また、コンドームが80%の避妊効果だと言われているのに対してピルは99%と高い避妊効果があるとされています。そのため、他の避妊方法に比べて確実性が高い方法ですので望まない妊娠を回避することが出来るのです。
これらの理由から女性が望まない妊娠をしないためにも、ピルの服用はとても有効的だといえますが日本ではまだまだ認知度が低く、海外のように普及していないというのが現実だと言えます。

日本人はピルよりもコンドームで避妊する人が多い

海外ではポピュラーなピルが日本では何故定着率が低いのかご説明しましたが、日本ではまだピルよりもコンドームによる避妊が一般的です。そのため、多くの女性がコンドームに頼った避妊を行っていると言われています。
実はこの背景には先ほどご説明した理由以外にも女性側の考え方の違いにも差があると言えます。

ある調査で避妊は男性、女性のどちらが主体的に行うものか調べた結果、アメリカやフランス、スウェーデンでは女性が主体的に避妊すべきだという声が大半を占めていたのに対して、日本ではほとんどの人が男性が主体的に行うべきだという回答をしました。
この調査からもわかるように、日本ではピルを服用することで妊娠による影響が大きい女性が避妊の主導権を握るのではなくコンドームの着用によって男性主体で避妊を行うものだという認識がまだまだ強いのだと言えます。

ただ、妊娠をして影響が大きいのも負担がかかるのも女性だということを忘れてはいけません。
そしてコンドームは確かに簡単ですがその効果は80%だと言われており確実な方法ではないこと、妊娠する可能性があるということも忘れてはいけません。
自分の身を自分で守るためにもピルの服用は避妊効果が高いという事が出来ます。

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