喫煙女性はピルの服用はNG

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ピルを服用してはいけない喫煙女性避妊方法の中でももっとも確実性が高いものがピルです。ピルは避妊の確率が優れているだけでなくさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットも多く存在するため服用するさいには注意が必要です。
そもそもピルは日本語では経口避妊薬と呼ばれ、飲むことによってその効果を発揮します。仕組みとしては、薬によって女性ホルモンを増やし、人為的に妊娠しているような状態を作るというものです。
このため着床や排卵を抑制することができ、これによって妊娠する確率が劇的に減ることになります。

また服用初期の場合には、それまでのホルモンバランスが大きく崩れるため人によっては頭痛や吐き気といった症状が現れます。しかし、それらも身体が慣れることで、違和感なく避妊が可能になります。
一方でホルモンバランスを人為的に妊娠しているような状態にするため、定められた用法用量で時間を守って連続して服用する必要があります。このため飲み忘れが発生すると著しく避妊率が低下するので注意が必要です。
なお、ピルといえば連続して服用する低用量ピルを指していますが、アフターピルと呼ばれるものもあります。

アフターピルは中用量で女性ホルモンの濃度が濃いので即効性がありますが、そのぶん身体に与えるダメージが大きいので副作用が出やすいリスクがあります。
また妊娠の可能性がある性行為をしたあとから72時間以内に服用する必要があり、時間が長くなればなるほど避妊率は低下します。
ピルは避妊薬というイメージが一般的ですが、女性ホルモンのバランスを整える作用から、生理が軽くなり生理周期が安定します。
また、生理前のイライラの症状であるPMSや、肌荒れ、ニキビの改善や子宮体がん、卵巣がんなどの予防、更には子宮内筋膜症の治療などにも使われています。
このため女性特有の生理前後の辛い症状や、女性特有の病気の治療などにも使われています。
また避妊効果はピルの服用期間中のみ作用するので、妊娠を望む場合には、使用を中止すれば正常に妊娠を行うことができますし、ピルによる退治への影響はないといったメリットがあります。

このようにメリットの多いのがピルなのですが、リスクも存在します。よく言われるのが肥満で、これは妊娠中の状態を人為的に作り出すといったことから身体が栄養を求めるために発生します。
含まれている女性ホルモンのエストロゲンによって女性らしい身体を作る力が強くなり、それが肥満の原因にもなります。
また死亡に繋がる重篤な副作用のリスクも存在するため、そのリスクについては理解した上で利用する必要があります。ただ副作用はピル単体というよりは複合的な理由によって発生します。
このため副作用の症状が現れた場合には迅速に医師の診察を受け、適切な治療を受ける必要があります。

喫煙者がピルを服用するリスクの割合

ピルの副作用のリスクとしては、血栓症が知られています。血栓症は血管内に血の塊ができるものです。血栓が脳で発生すると脳梗塞、心臓で発生すると心筋梗塞となり重篤な場合には死亡に至ります。
実際に死亡に通ずる副作用としてもっとも危険視されているのが血栓症であり、ピルを服用するさいには血栓症のリスクが上がっているということを理解する必要があります。
ただ実際のリスクに関しては身体の状態によって異なり、喫煙者の場合にはそのリスクは2倍となります。このため喫煙は避けることが望ましいとされます。

一方で年齢が上がると血栓症になるリスクが高く、特に35歳以上は注意が必要です。このため35歳以上で喫煙をしているといった場合には死亡に繋がる副作用のリスクがもっとも高いため服用には注意が必要です。
なお、服用3ヶ月未満が血栓症のリスクがもっとも高いとされているため、初期においては血液検査や医師による経過観察が重要となります。反対にいえば身体が慣れることによって副作用が出にくくなります。
ただやはり血栓症のリスクは存在しますし、何よりも喫煙をし、また35歳以上といった場合には、そのリスクは依然として高いものといえ、副作用のリスクが高いことを理由に医師が処方しない場合もあります。
一方で新しいミニピルと呼ばれるものも登場しています。

通常のピルは排卵と着床を抑制するためにエストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンが含まれていますが、ミニピルの特徴としてプロゲステロンしか含まれていません。
この成分の特徴は着床を抑制するだけなので排卵を止める効果がないので、避妊率はやや劣りますが、それでも十分な避妊効果を得られますし、またミニピルの特徴として血栓症や肥満といった副作用の発現率を下げることができます。

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